セコム提携病院(全17病院)とセコム医療システム㈱では、そのネットワークを活かして、2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災で被災された方々に対する緊急災害医療援助チーム“SDMAT”(Secom Disaster Medical Assistance Team)を発足し、3月26日の先遣隊から4月15日まで全部で6陣(計42名)を宮城県南三陸町へ派遣いたしました。 先発隊は、現地医療ニーズの確認と食料の不足という連絡を受けて、まずは、炊き出し材料を持ち、現地入りすることとなりました。1600食という膨大な食料は、複数の病院、クリニックがそれぞれ役割分担をすることで用意することが可能となりました。現地では、医師、看護師が診療支援を行うのと平行して、炊き出しの支援も行いました。現地では「震災以来、初めて暖かい食事をとることが出来た」という感謝の声もいただきました。 医療ニーズを確認後は、1陣、2陣と、リレー方式で次々と現地入りし、医療支援、感染管理、リハビリ支援などを行いました。 <支援内容> ・医薬品等の現地搬送 ・出張入浴所への救急車での移動と、入浴介助 ・訪問看護師と保健師による、在宅巡回 ・避難所救護室の診療支援 ・ノロウィルス感染拡大に対しての、避難所衛生状態 確認と感染管理指導 ・理学療法士によるリハビリ体操実施 ![]() |
SDMAT 標準チーム編成 【セコム提携病院より】 医師1名、看護師及び医療職3名 【セコム医療システム㈱より】 連絡・調整役 1名 |
![]() |
|
▲全国の災害医療チームの救急車両 |
|
![]() |
|
▲災害医療チームのミーティング |
|
![]() |
|
▲避難所の状況について看護師が聞き取り |
≪東日本大震災の被災者の皆様・お客様へのお見舞いと安全体制について≫