≫≫提携病院・クリニック・施設で働く方々へのインタビューを通して、現場の生の声をお伝えしていきます。
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第3回 |
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第8回 |
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初台リハビリテーション病院
- 患者さんのケアに関わる多くの職種のなかで、24時間・365日、患者さんに寄り添い、毎日の生活を通じて、本来の「リハビリテーション」を支えるキーパーソンは看護職です。
疾患という側面と生活という側面の両方から患者さんに関わり、全方位的な視点を持つ看護職だからこそできるアプローチがあります。病棟生活のなかで、患者さんの「しているADL」の向上を、そしてさらに「退院後にするADL」の向上を支援することが大きな目標の1つです。看護職はこの目標に向かって、多職種と協働して、専門性を活かしつつ、毎日の患者さんの生活に関わっています。
学生の方、急性期などで仕事をされている方、リハ病院で看護師は何をしているかと素朴な疑問を持っている方は多くいると思います。点滴がほとんど無いのに看護師の仕事は何?リハ看護は多岐に渡り色々と考えながら仕事をする分野だと思っています。当院で自分なりのリハ看護を見出してみませんか?
- 初台リハビリテーション病院情報
- 病院オフィシャルサイト

病院名 |
医療法人社団 輝生会 初台リハビリテーション病院 |
私達看護師は、患者さんのADLの部分だけでなくメンタル的な部分もリハビリスタッフと情報共有し、精神的なフォローをしながら出来る事を日々発見し励まし関わっています。平均入院期間が3ケ月という時間を、患者さん・御家族と目標を共有し過ごすことは急性期では味わえない心に寄り添う看護ができ、看護の原点だと感じるようになりました。
回復と共に患者さんの笑顔も増え、看護師だけではなくリハビリスタッフとのチームアプローチができ明るく・元気な雰囲気に囲まれ働くことができています。
8:30 朝のミーティング
毎朝、ミーティングを行っています。
夜勤者からの引継ぎ:多職種の勤務者が全員参加
・入退院、行事などの連絡
・患者さん個々の情報伝達
・迅速な問題解決 注意事項の伝達
9:00 環境整備・療養上の世話
各部屋を回ってベッド周辺の環境整備をしながら本日の担当者が自己紹介をします。それから、患者さん達のお世話に入ります。
・症状観察 バイタルサインの測定
・排泄・入浴・移動などの日常生活の援助
・嚥下障害のある方を対象に摂食機能療法を実施
・家族、退院後の生活などについて情報収集
・院庭散歩
11:10~13:30 交代で休憩
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- ・患者さんを食堂へ誘導
・食事の介助
・食後の口腔ケア
・嚥下障害のある方への食事介助。
適切なポジショニングを行い言語聴覚士と相談しながら介助します。
嚥下食の味・色・食感には栄養士の工夫が凝らされています。
13:45 カンファレンス
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- 各職種の担当者が集まり患者さんの方針についてディスカッションします。
16:00 療養上の世話
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- ・症状観察 バイタルサインの測定
・排泄・入浴・移動などの日常生活の援助
・嚥下障害のある方を対象に摂食機能療法を実施
・家族、退院後の生活などについて情報収集
・院庭散歩
16:00 看護ミーティング
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- 看護計画の評価・修正をします。
16:40 ミニカンファレンス
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- ミニカンファレンスとは、カンファレンスの縮小版。
多職種の勤務者が集って問題点を絞ってディスカッションします
17:00 夕のミーティング
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- 夜勤者に引継ぎの時間。多職種の勤務者が全員参加。
患者個々の情報伝達と本日の問題点の対策を立てて、電子カルテに入力します。
