今回で5回目となる「セコム提携施設 看護管理者海外研修」は今年度から研修場所を心臓外科では全米第一位の実績を持ち、マグネットホスピタルでも有名なクリーヴランド・クリニックで開催いたしました。 2010年11月8日から12日の5日間で、午前は講義(11クラス)午後は施設見学(4施設)を行いました。 ■看護管理者向け研修の目的は4つ ①全米を代表する医療施設における看護体制はどのように管理されているのかを学ぶ。 ②少子高齢化社会、国際化など現在大きな変化の中にある日本医療を客観的に考察し看護管理者としてどうあるべきかを学ぶ。 ③事前学習・事後学習による自己研鑽を行う。 ④セコム提携病院間の情報交換・情報共有の場とする。 さらに、参加者は各自研修目的を掲げて、研修に挑みました。 ![]() |
クリーヴランドクリニック 全米優良病院ランキングで毎年トップ3に入る、世界的にも権威ある病院。特に心臓血管外科では、過去10年以上も全米第1位の評価を受けている。 ■設立:1921年 ■所在地:オハイオ州クリーヴランド ■経営理念:教育と研究を柱とし、最も質の高い心のこもった医療を提供している。 ■行動理念:Patient First(患者第一主義) ■施設数: 12病院 17クリニック(アメリカ国内) ■医師/看護師数:約3,000人/約12,000人 ■患者数:約370万人(年間) |
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▲セコム提携病院の看護管理者や管理者候補たち |
▲スタッフから、米国の医療について学ぶ |
≪研修直後のアンケート≫
「アメリカの医療・看護を取り巻く環境について、知ることができた。日本の看護との比較ができた。」
「アメリカで対応して下さった方の今現在悩んでいることなど、現場の声や考えを聞かせていただいて、とても良かった。」
「リーダーシップとマネージメントの違いについて学んでいきましたが、私自身まだまだ勉強不足と実感しました。」
≪研修1年後のアンケート≫
「オリエンテーションの充実とクリニカルラダーのレベルに応じた教育に大変役立った。」
「早期退院に向けてMSWと連携するために、スクリーニングシートを入院時に活用することと退院指導の強化に役立った。」
「ERにおける感染対策について再検討する機会となった。」